腸セラピーでは「気」を使っている?
「腸セラピーでは実は“気”を使っています。」
こう聞くと、皆さんはどう思われるでしょうか?
なんだかスピリチュアルっぽい? 怪しい? そんなふうに感じる方もいるかもしれません。
ただ、腸セラピースクールでは「気」という言葉をあまり使わないようにしています。なぜなら、この言葉だけで「なんとなく怪しい」と誤解されてしまうこともあるからです。
※ほかにも理由があるのですが、その理由はまたどこかで書きたいと思います。
でも、実際に腸セラピーをしていると、確かに「気」を使っていると感じることがあります。これは、特別なものではなく、私たちの生活の中にも自然に存在している感覚なのです。
「気」は私たちの生活にあふれている
「気を使う」というと、何か特別な能力のように思われがちですが、私たちは日常の中で「気」という言葉を自然に使っています。
たとえば、「元気がない」「雰囲気がいい」「やる気がある」「気が合う」「気を使う」など。
こうして考えると、「気」という概念は私たちにとって特別なものではなく、生活の一部なのです。
腸セラピーでの「気」とは?
腸セラピースクールでは、「気」を使うという言葉の代わりに、「寄り添うように触れる」「繋がるように触れる」といった表現を用います。
これは特別な力ではなく、お腹に優しく手を当てることで、相手に安心感を与えることを意味しています。
お母さんが赤ちゃんを抱くとき、優しく触れるように。そこには、自然な温もりや慈しみの気持ちがあります。
この「優しく触れるタッチ」こそ、腸セラピーで大切にしているものです。強く押したり揉んだりするのではなく、相手の体と心に寄り添うことで、自然とほぐれていきます。
「気を使う」とは、優しさを込めること
日常生活の中で、私たちは無意識に「気」を使うことがあります。
たとえば、誰かが疲れているときにそっと声をかけたり、落ち込んでいる人のそばに寄り添ったり、子どもが泣いているときに頭をなでることもそうです。
こうした行為には、特別な技術も理論もいりません。大切なのは、そこに優しさが込められているかどうかです。
腸セラピーも同じです。「気を使う施術」と聞くと、何か神秘的なものに思われがちですが、実際には「相手に寄り添う」「安心感を与える」ことが、腸セラピーの特徴である「気」の使い方」なのです。
「手当て」という言葉が示すもの
昔から、「手当て」という言葉があります。
お腹が痛いときに、手を当てるだけで落ち着いたり、怪我をしたときに親がそっと手を添えると安心したり。こうした経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
科学的にも、人の手の温もりにはリラックス効果があり、副交感神経を優位にすることが証明されています。
腸セラピーでは、この「手当て」の力を大切にしながら、優しく丁寧にお腹に触れることで、心と体の緊張をほぐしていきます。
腸セラピーで感じる「包まれる感覚」
腸セラピーを受けた方からは、こんな感想をいただきます。
「触れられているうちに、心が落ち着いていく感じがした」 「じんわりと温かくなって、お腹がゆるんでいくのを感じた」 「包まれているような安心感があった」
これは、ただお腹をマッサージしているのではなく、優しさを込めたタッチが相手の心にも伝わっているからこそ感じられるものです。
まとめ:腸セラピーは「優しさ」
「気を使う施術」と聞くと、何か特別な力が必要なのでは?と思われがちですが、実際にはそうではありません。
腸セラピーで大切にしているのは、「優しく触れること」「寄り添うこと」「包み込むこと」。
私たちは皆、日常の中で「気」を使うことがあります。それを腸セラピーの施術に活かすことで、お腹の不調だけでなく、心の緊張もほぐれていくのです。
優しく包み込むようなタッチで、お腹にそっと手を当てる。そのシンプルな行為こそが、腸セラピーの本質なのです。
もしあなたが、
「最近、なんだか気持ちが落ち着かない」 「ストレスでお腹が張ることが多い」
と感じているなら、一度腸セラピーを体験してみませんか?
心と体がゆるむ感覚を、ぜひ実感してください。