こんにちは。日本腸セラピー協会代表の加藤仁基です。
今日は、起業を「宇宙ロケットの打ち上げ」に例えてお話ししたいと思います。
ロケットが地上を飛び立つためには、強い「発射のエネルギー」と、重力を突破する「突き抜ける力」が必要ですよね。
実は、起業にもまったく同じことが言えるんです。
私自身、最初の一歩を踏み出すまでにずいぶん時間がかかりました。
怖くて、燃料が足りなくて、何度も発射ボタンに手をかけては戻していました。
でも、あの時「えいや!」と決めて動いたからこそ、今があります。
発射する力:まずは「決める」勇気を持つ
最初に必要なのは、「発射する力」。つまり「決断する力」です。
「いつか起業したい」「そのうち挑戦したい」と思っているうちは、まだ地上にいる状態。
ロケットは、発射ボタンを押さない限り、永遠に飛び立てません。
「やってみよう」と決める瞬間。
その小さな決断が、人生を動かすスイッチになるんです。
もちろん、決断には勇気がいります。
安定した職を手放すのは怖いし、「失敗したらどうしよう」という不安もつきもの。
でも、ロケットが地上を離れる瞬間に燃料を一番使うように、起業も最初が一番エネルギーを使います。
一度動き出せば、あとは軌道に乗るだけ。
まずは「発射」してみること。それが何より大切なんです。
突き抜ける力:行動を続ける粘り強さ
発射した後に必要なのが、「突き抜ける力」。
これは、決断してから実際に行動を続け、壁を乗り越えていく力のことです。
最初の数ヶ月は、うまくいかないことの連続かもしれません。
ブログを書いても反応がない。
SNSを更新してもフォロワーが増えない。
集客が思うようにいかない。
そんな時に、「やっぱり無理かも」と思ってやめてしまう人が多いんです。
でも、それはロケットで言えば「大気圏」にいる状態。
いちばん揺れて、燃料を消費して、耐える時間。
そこを越えた先に、青く静かな宇宙(=安定)が待っています。
「今は踏ん張りどころ」
「ここを越えれば、きっと景色が変わる」
そう信じて動き続けること。
それが“突き抜ける力”です。
メンターの存在が、燃料を補給してくれる
そして、もうひとつ大事なのが「支えてくれる存在」、つまりメンターです。
ロケットも一人では飛びません。地上で支えるスタッフがいて、初めて飛び立てます。
起業も同じ。経験者のサポートや客観的な視点があることで、途中で軌道を見失わずに進むことができます。
私自身、初めての頃は何度も不安で止まりそうになりました。
そんな時に、メンターの言葉に何度も救われました。
「迷っているということは、前に進んでいる証拠ですよ。」
その言葉に背中を押されて、もう少しだけがんばってみようと思えた。
この“支え”があるかどうかで、継続できるかが大きく変わります。
メンターは、客観的にアドバイスをくれたり、視野を広げてくれたりします。
一人では見えない景色を見せてくれる存在です。
一人起業こそ「自分のペース」を大切に
一人起業は、すべてを自分で決められる分、自由であり、責任も大きい世界です。
だからこそ、焦らず、自分のペースを大切にしてほしいと思います。
早く飛ばそうと無理をすると、燃料切れを起こしてしまう。
でも、コツコツと燃料を溜めながら、自分のペースで進めば大丈夫。
発射の瞬間も、突き抜ける瞬間も、人によってタイミングは違います。
大事なのは、あきらめずに「飛ぶ準備を続けること」です。
まとめ:勇気を出して発射しよう
- 起業はロケットのように、最初の「決断」がすべてを動かす
- 行動を続ける「突き抜ける力」で、大気圏(=壁)を越える
- メンターがいることで、燃料切れせずに軌道を保てる
- 一人起業こそ、自分のペースで飛んでいい
起業は、人生の大きな冒険です。
怖くて当たり前。でも、勇気を出して発射すれば、必ず新しい景色が見えてきます。
あなたの中にも、もう発射ボタンを押す準備は整っているはずです。
さあ、自分の力を信じて、飛び立ってみてください。
