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腸セラピーを受けるとどうなる?施術の流れと、感じられる変化を専門家が解説

こんにちは。日本腸セラピー協会代表の加藤仁基です。

「腸セラピーに興味はあるけれど、実際に受けると何をされるの?」「痛くない?」「受けたあと、どうなるの?」

初めての方から、よくいただく質問です。

結論からお伝えすると、腸セラピーは、お腹にやさしく手を当てて、呼吸とともに体の緊張をゆるめていく、およそ60分の施術です。

痛いことは、何もしません。途中で眠ってしまう方も、めずらしくありません。

この記事では、施術の流れ、受けている間の感覚、そして受けたあとに聞かれる声を、13年の経験からできるだけ具体的にお伝えします。

目次

施術の流れ:いきなりお腹には触れません

初めての方が驚かれるのですが、腸セラピーは、いきなりお腹に触れるところからは始まりません。

施術は、仰向けに寝ていただき、ゆっくり3回、深呼吸をするところから始まります。セラピストが足首をやさしく持ち、全身を波のように、やわらかく揺らしていきます。

「ゆらぎ」と呼んでいる、施術の入口です。体の緊張が先にゆるんでいないと、お腹はやわらかくならないからです。

体全体がほどけてきた頃に、ようやくお腹へ。おへそのあたりに手のひらをそっと重ね、呼吸に合わせて、波が寄せて返すようにやさしく触れていきます。

そこから、呼吸の要である横隔膜、そして東洋医学でいう肝・脾・大腸・小腸、おへそのまわりへと、順番にていねいに手を進めていきます。グリグリ押したり、揉みほぐしたりはしません。

全体でおよそ60分。「施術」というより、「ゆだねる時間」に近い感覚かもしれません。

強く揉む腸もみとの違いは、腸セラピーと腸もみの違いの記事でくわしくお伝えしています。

受けている間は、どんな感覚?

言葉にするのが難しいのですが、多くの方が話されるのは、こんな感覚です。

手が当たっているところから、じんわり温かくなっていく。呼吸が、自然と深くなっていく。

頭で考えごとをしていたのに、途中からどうでもよくなってくる。そして、気づいたら眠っていた。

眠ってしまっても、まったく問題ありません。むしろ、それだけ深く力が抜けたということです。日中、ずっと気を張って過ごしている方ほど、この「何もしなくていい時間」に驚かれます。

お腹は、心の状態が出やすい場所です。緊張している方のお腹は、最初かたく身構えています。それが、時間とともに少しずつやわらいでいく。その変化を、施術する側は手のひらで感じています。

受けたあとに、聞かれる声

感じ方には個人差があり、「必ずこうなる」とお約束できるものではありません。そのうえで、施術のあとによく聞かれる声をご紹介します。

体について聞かれる声。「呼吸が深くなった」「お腹がやわらかく、温かくなった気がする」「その日の夜、ぐっすり眠れた」「肩や背中が軽い」。

心について聞かれる声。「頭が静かになった」「張りつめていたものが、ふっとゆるんだ」「涙が出てきて、自分でも驚いた」。

泣くつもりなんてなかったのに、涙が出る方が、ときどきいらっしゃいます。痛いことをしたわけではありません。安心して力を抜ける時間が、その方にしばらくなかっただけなのかもしれません。

また、施術のあとに、一時的に眠気やだるさを感じる方もいます。体がゆるんだあとの自然な反応のことが多いので、その日は水分をとって、ゆっくり過ごしていただくのがおすすめです。

どのくらいのペースで受けるもの?

「一度受けたら終わり」でも、「通わないと意味がない」でもありません。

体のこわばりは、日々の暮らしの中で少しずつ戻っていくものです。目安としては、2〜4週間に1回くらいのペースで、ご自身の体の様子と相談しながら続けていく方が多いです。

大切なのは、回数より、「自分の体と向き合う時間を定期的に持つ」こと。その間の毎日は、ご自身でお腹に手を当てるセルフケアでつないでいけます。

受けられない方・注意が必要な方

安全のため、次の方は施術をお控えいただいています。

妊娠中、または妊娠の可能性がある方。お腹の手術後まもない方。現在治療中の病気がある方(かかりつけの医師にご相談ください)。腹部に疾患のある方、ペースメーカーをお使いの方など。

また、腸セラピーは医療行為ではありません。強い痛みや長く続く不調がある場合は、まず医療機関を受診してください。

まとめ:受けるのは「治す時間」ではなく「戻る時間」

腸セラピーを受けると何が起こるのか。それは、劇的な変化というより「本来の自分の状態に、少しずつ戻っていく」時間だと私は思っています。

呼吸が深くなる。お腹がやわらぐ。頭が静かになる。どれも派手ではないけれど、日々がんばり続けている方にとって、その60分は思っている以上に大きな意味を持ちます。

腸セラピーの考え方そのものは、腸セラピーとはの記事でくわしくお伝えしています。

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よくある質問(FAQ)

Q. 痛くないですか?

痛いことは何もしません。赤ちゃんに触れるようなやわらかさで、お腹に手を当てていきます。強く押したり揉んだりする施術ではありません。

Q. 食後すぐでも受けられますか?

食後すぐ(2時間以内)の施術はお控えいただいています。お腹に負担がかかるためです。お食事から時間を空けてお越しいただくのがおすすめです。

Q. 途中で眠ってしまっても大丈夫ですか?

まったく問題ありません。眠ってしまうのは、それだけ深く力が抜けた証拠です。多くの方が途中でうとうとされます。

Q. 一回で変化はありますか?

感じ方には個人差があります。一度で「呼吸が深くなった」と感じる方もいれば、数回かけて少しずつ変わっていく方もいます。効果をお約束するものではなく、ご自身の体と向き合う時間として受けていただくのがおすすめです。

Q. どんな人が受けに来ていますか?

眠りが浅い方、お腹の重さが気になる方、気持ちが張りつめている方など、30〜40代の女性を中心に、幅広い方がいらっしゃいます。

あなたは最近、何もしなくていい時間を、どのくらい持てていますか?

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