こんにちは、日本腸セラピー協会代表の加藤です。
腸活が話題になり、自分でお腹を揉んだり、腸もみサロンに通ったりする人も増えてきました。
でもその一方で、こんな風に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「あんなにグイグイ押されたのに、全然変わらない…」
「自分でお腹を揉んだら、むしろ翌日、余計にお腹が重くなった気がする…」
実はその違和感、腸が発している小さなSOSかもしれません。
今日は、強く押さない。なのにほぐれる。
そんな日本腸セラピー協会の“やさしいタッチ”の秘密を、ひとつのエピソードとともにご紹介します。
「押されないのに、整う?」そのギモンに答えます
一般的な「腸もみ」やマッサージでは、しっかり押されることで「効いた感」を求める方も多いと思います。けれど、それが本当に腸のためになっているのでしょうか?
1年間通った腸もみでは改善しなかった女性の体験
岐阜から来られた佐藤さん(仮名・46歳)は、慢性的な便秘に長年悩まれていました。
これまで1年間、月2回のペースで腸もみ専門のサロンに通っていたそうです。
施術はとにかく力強く、終わるころにはお腹にうっすら痕がつくほど。
それでも「これが効いてる証拠」と信じて、我慢しながら通い続けていたと言います。
けれど、症状は一向に改善せず。
むしろ翌日はお腹が張り、気分まで落ち込むことが多かったそうです。
そんな佐藤さんが、あるきっかけで私たちの腸セラピーを知り、体験セッションにいらっしゃいました。
施術後、ぽつりとこぼしたひと言が、忘れられません。
「……痛いどころか、気持ちよくて眠ってしまいました。起きたあと、お腹の奥がふわーっとゆるんでる。なんで?」
その日の夜、久しぶりに自然な便通があり、翌朝には「めっちゃでました!(笑)」とLINEで報告をくださいました。
強い刺激では、腸は“守り”に入ってしまう
マッサージを受けると「血流が良くなった気がする」という感覚はあるかもしれません。
けれど実は、強い刺激は体にとって「危険」と感じられ、筋肉や腸が防御モードに入ってしまいます。
とくにお腹は、内臓を守るための“敏感ゾーン”。
不安やストレス、痛みなどに非常に反応しやすく、強い刺激がかえってこわばりを生んでしまうこともあります。
腸が“安心”すると、自然にゆるみはじめる
では、なぜやさしいタッチで腸がゆるむのでしょうか?
それは、手のひらのぬくもりが「安心感」として伝わるからです。
やさしく、包むようにふれることで体は「ここは安全な場所」と認識します。
すると呼吸が自然に深くなり、自律神経のバランスが整い、腸の働きが本来のリズムを取り戻し始めます。
呼吸が変わると、腸も変わる
お腹をふんわりと包みながら呼吸を感じていくと、次第に胸やお腹の動きがゆるやかに変化します。
呼吸と腸のリズムは密接につながっています。
深い呼吸ができる状態に切り替わることで、内臓全体の動きも自然に高まり、腸の動きが回復していきます。
やさしいタッチで届く、深い変化
私たちの腸セラピーでは、「ほぐす」「押す」ではなく、「ふれる」「待つ」ことを重視しています。
相手の体がゆるみたくなるタイミングを信じて、無理に変えようとしない。
その姿勢こそが、体にとって“安全な場”となるのです。
体験者の声から見える共通点
- 「触れられているだけなのに、心までほどけて涙が出ました」
- 「お腹があったかくなって、呼吸がしやすくなった」
- 「便秘がちだったのに、翌朝スッと出ました」
共通しているのは、やさしくふれることが「体の奥」に届いているという感覚です。
まとめ:やさしいタッチが「効く」のは理由がある
私たちが目指しているのは、一時的なスッキリ感ではありません。
「押せば変わる」ではなく、「ゆるめば、自然に整う」。
ゆるむ→ほぐれる→整う。
というサイクルです。
腸も、心も、緊張からは何も生まれません。
だからこそ、ふわっと安心できる“やさしい施術”を届けたい。
これが、日本腸セラピー協会が大切にしている腸との向き合い方です。
まずは安心できる腸ケアからはじめてみませんか?
もしあなたも、「力じゃない方法を試してみたい」「ちゃんとゆるむってどういうこと?」と感じたなら、まずは体験してみてください。
今日もあなたのお腹が、やさしくふわっと整いますように。