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「自分を責めなくなった」― おなかの悩みから始まった、セラピストへの一歩

学生の頃からずっと、おなかの不調に悩まされてきた松木しおりさん。「治し方」を検索する中で腸セラピーと出会い、東京で開講された講座に通って学びました。乗り物に乗ることさえ不安だったところから、サロン開業を目指して動き出すまでを伺いました。

お時間のない方へ。インタビューの内容は、以下の記事(5分ほどで読めます)でもまとめています。

松木しおりさん
施術未経験からスタート/東京開催の講座を受講
腸セラピストとして活動準備中

目次

学生の頃から続いた、おなかの悩み

―― まず、腸セラピーと出会ったきっかけを教えてください。

私自身、とても胃腸が弱くて。学生の頃からおなかの調子やおなかの音にすごく悩まされていて、それが大人になるまでずっと続いていました。30代を過ぎたあたりからだんだんひどくなってきて、病院にも行ったんですけど、なかなか合う薬が見つからなくて。「どうやったらよくなるのかな」と検索する中で、腸を専門としたサロンがあること、腸セラピーという施術があることを知りました。そこから調べて、小椎尾先生のサロンのホームページにたどり着いたんです。

「学びたい」の前に、「この人に会いたい」

―― 数あるサロンの中で、なぜここだったのでしょう。

検索するといろんなサロンのホームページが出てくるんですけど、小椎尾先生のホームページは、なぜか最後まで全部読みたくなって。読んだのに、翌日になるとまた読みたくなる。プロフィールを何度も何度も読み返したんです。「ここで学びたい」の前に、「このセラピストさんに会いたい」という気持ちがすごく強くなって。今まで誰にもこういう悩みを相談できなかったのに、「この人なら分かってくれそう」と思えたんです。東京までは大変だなと思ったんですけど、「行ってみたい」が勝ちました。

―― 初めて施術を受けたときは、どうでしたか。

終わって立ち上がったとき、地面に足がター、とくっつく感じがして。体がすごく軽くて、「頭の中が空っぽって、こういうことなのかな」というくらい、何も考えずにいられる、すごく心地よい感覚だったんです。おなかをほぐされたのに、気持ちがすっとして、今までここに詰まっていたものが取れたような。あの不思議な感覚は、今でも忘れられないくらい衝撃でした。1回の施術でこんな感覚を得られるなんて、すごいな、面白いなと思って。本当に素直に「私も学びたい」と思いました。

いちばんの迷いは、自分にお金を使うこと

―― 受講を決めるまでに、迷いはありましたか。

いちばんの悩みはお金でした。自分のことにお金を使うことに罪悪感があって。「子どものために使うお金なのに、私が使っていいのかな」「子どもが自立してからでいいんじ�ゃないかな」って。その次が、「そもそも東京に行けるのかな」。私、バスや電車に乗れなかったんです。おなかの不安があるので、人がたくさん乗る乗り物が学生の頃からだめで。

それでも、こんなにも「やってみたい」と素直に思えたことが、今までの人生でなかったんです。何かやってみたいと思っても、「私になんて無理かな」とすぐ諦めることが多かったのに。こんなに強く思えることがあるならやってみたい、と自分の直感を信じて申し込みました。

人見知りの不安は、初回でなくなった

―― 実際の講座は、どんな雰囲気でしたか。

お会いした小椎尾先生は、ホームページを見てイメージしていたそのままの方で、最初から安心感が強かったです。1回目、先生ご自身も緊張されていて(笑)、私は逆にそれに安心したんです。私もすごく上がり症なので、「あ、ちょっと似てる。きっとそういう人の気持ちも分かってくれる方だ」って。

生徒3人と先生の4人で学んだんですけど、雰囲気がすごく良くて。人付き合いが苦手で人見知りもあるので不安だったんですが、初回で全くなくなりました。お互いのおなかに触れ合うせいか、一緒に学んだ方との距離の縮まり方がすごく早いんです。2回目からは、行くのが楽しみで。「今日はどんな手技を学べるんだろう」という楽しみの方がずっと大きかったです。

―― 学びの内容は、どうでしたか。

最初の講座が「呼吸」から始まったことに驚きました。おなかから入るのかなと思ったら、まず呼吸から。呼吸のトレーニングをしただけで空気が入ってくる感覚が変わって、普段ちゃんと吸えていなかったことに気づけたんです。座学は難しかったけど、自分が悩んできたことと自分の不調がつながっていく感覚があって、もっと知りたくなる。手技は本当に奥が深くて、深いところへゆっくりゆっくり行う手技になると、やられている側だけでなく、やっている自分自身も呼吸が整って、自分も整ってしまう。その感覚がすごく面白かったです。

モニター練習で気づいた、「人のために何かをする」喜び

―― 練習で印象に残っていることはありますか。

モニターさんに「これをやると夜よく眠れるのよ」と言っていただけたことです。施術中に、それまで楽しくお話しされていた方がピタッと話さなくなって、眠りに落ち始めることもよくあって。リラックスしないと人は眠れないので、「あんなに喋ってたのに」って、嬉しかったですね。「施術をした日、家に帰ってイライラせず穏やかな気持ちで過ごせた」という言葉をもらえたのも、素直に嬉しかったです。

それから、私は「自分自身が良くなりたい」と同じくらい、子どもにもやってあげたい、という気持ちが強かったんです。子どもも似たところがあるので。テスト勉強で疲れた子どもから「今日ぐっすり眠りたいから、寝る前に腸セラピーやって」と言われたときは、すっごく嬉しかったです。

―― そこからサロン開業を目指すように。

毎週のようにモニターさんを自宅に迎えていたら、「サロンをやったら、こんな週末になるのかな」って、すごく楽しくて。施術を受けてすっきりした顔で帰っていく姿を見て、「私、人のために何かをすることに、こんなに喜びを感じるんだ」と気づいたんです。それで、本当に素直に「サロンをやってみたい」と思いました。

いちばんの変化は、自分を責めなくなったこと

―― 学びを通して、ご自身にはどんな変化がありましたか。

自分を責めなくなりました。今まで、みんなと同じようにできないことがあると「なんで私はできないんだろう」って、ずっと自分を責めて、殻に閉じこもってきたなと思うんです。それが、不調が出ても「あれ、最近なにかあったかな」と、不調が出る前の自分の生活を振り返れるようになった。東洋医学も学ばせていただいたので、おなかのことを食事の面だけで考えなくなって。気持ちの吐き出し方、ストレッチ、いろんなことがつながっているんだと分かったから、「ちょっとストレスをためちゃったかな、じゃあ今日は体を多めにゆるめようかな」と、自分を労れるようになりました。

すごく生きやすくなりました。「なんでこんな体に生まれてきちゃったの」という気持ちでいたのが、だいぶ上向いてきて。自分を責めなくなったことで、未来が見られるようになったんです。今までは1年先ですら暗かったのが、1年先を明るく見られるようになった。それがいちばん良かったなと思います。

これから学ぶ方へ

―― 最後に、どんな人にこのスクールをすすめたいですか。

とことん自分と向き合いたい人、腸と心の関係に興味がある人、人のために何かをすることに喜びを感じる人には、すごく紹介したいです。そして、未経験でも全然大丈夫。本当にその一言に尽きます。私自身、サロンに通った経験すらあまりなくて、サロンの雰囲気すら分からないところから始まりましたけど、今こうしてサロン開業に向けて動けるところまで学ばせていただけるので。

この協会の先生方は、本当に寄り添って、生徒と向き合ってくれる先生方です。学べば学ぶほど「ここで学んでよかった」「ここにたどり着いてよかった」と思える学びでしたし、人として成長できる場所だと感じます。受講するか悩んでいる方には、ぜひ受講してほしいです。不安に思っていたことは、学びに来たら全部なくなっちゃいます。私もたまに小椎尾先生の施術を受けに行くんですけど、本当に寄り添いながら施術をしてくださる。そういうセラピストさんに教えていただけたことが嬉しくて。心から心配してくれて、寄り添ってくれて、喜んでくれる。私も、そういうセラピストになれる気がしています。

松木さんが学んだ腸セラピースクールについて
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