不安は、行動している証拠
腸セラピースクールで何度も伝えたいこと
こんにちは。日本腸セラピー協会 代表の加藤です。
当協会のスクールには、「いつか腸セラピストになりたい」「自分のサロンを開きたい」といった夢や想いを持った方々が、全国から学びに来てくださいます。
講座が始まり、新しい技術や知識を吸収する中で、多くの方がふと口にされる言葉があります。
「本当に、こんな私でもセラピストになれるんでしょうか?」
「自信がなくて…自分にできる気がしません」
私はこれまで何度も、こうした声に向き合ってきました。そして、そのたびにお伝えしていることがあります。
それは
「不安があるのは、あなたが“行動している証拠”です」
不安と行動は、いつもセットでやってくる
不安とは、「安定していない状態」のこと。
つまり、自分がこれまで経験してこなかったこと、未知の領域に足を踏み入れたときに自然と現れる感情です。
同じ毎日を繰り返していれば、不安はあまり感じません。
でも、それは同時に「変化」や「成長」も起こりにくいということでもあります。
スクールに申し込むという決断をしたあなたは、すでに日常から一歩を踏み出した人。
その一歩があるからこそ、不安も出てくるのです。
だから私は、不安を感じたときこそ「自分は動いている」と受け止めていただきたいのです。
「元に戻りたい」気持ちは自然なものです
人は、安心できる場所=「コンフォートゾーン」にとどまろうとする本能があります。
講座を受けていく中で、緊張したり迷ったり、不安が強くなったときに「やっぱりやめた方がいいのかな」「元の生活に戻ったほうが安心かも」と感じる瞬間があるかもしれません。
でも、それはあなただけではありません。
変化の途中には誰もが通る、自然な揺らぎです。
それでも、ほんの少し踏みとどまって、自分の「こうなりたい」という気持ちをもう一度見つめ直してみてください。
変わるというのは、「元に戻らない」と決めることでもあります。
簡単ではないからこそ、一生モノになる技術
当協会の腸セラピースクールでは、「手で感じ、手で学ぶ」ことをとても大切にしています。
動画を見て学ぶ座学だけでなく、実際にお腹にふれて、変化を感じていく
そういった“体感”を通じた学びの時間が中心です。
簡単に身につく技術ではないかもしれません。
けれど、その分「忘れにくい」「使い続けられる」スキルになります。
私自身、学生時代に格闘技を習っていましたが、今でも型や動きが体に染みついています。
自転車なんかわかりやすいですよね。何年ぶりに乗っても、体がちゃんと乗り方を覚えてくれていますよね?
それくらい、体には“記憶する力”があるのです。
腸セラピーの技術も、同じです。
手を動かして学んだことは、いつまでもあなたの中に残り続けます。
不安は「変わろうとしている証」
スクールに通っているあなた、これから学ぼうとしているあなた。
もし今、不安を感じているなら、それはあなたが「本気で変わろうとしている」証です。
変化のプロセスには、迷いや戸惑いがつきもの。でも、その中で自分だけの「腸セラピストとしての軸」が少しずつ育っていきます。
だから、どうか焦らず、自分のペースで進んでください。
私たち日本腸セラピー協会は、その歩みをそっと支えながら、一緒に進んでいきたいと思っています。
まとめ|「こんな私でも…」と思ったあなたへ
「できるかわからない」「自信がない」
そう思っていた方ほど、講座の終わりには大きな変化を見せてくれます。
不安は、決して悪者ではありません。
むしろ、不安があるからこそ人は丁寧に向き合い、成長することができます。
「こんな私でも」と思ったその瞬間から、あなたはすでに“変わる準備”を始めているのです。
あなたのその一歩が、未来の誰かの安心につながる日がきっと来ます。
私たちは、いつでもあなたのそばにいます。