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FIREではなく「Restart Early」──お金の自由よりも大切な、本当の幸せとは

こんにちは。日本腸セラピー協会代表の加藤仁基です。

今回は、私が最近達成した「FIRE」について、そしてそこから気づいた「本当の幸せ」についてお話ししたいと思います。

「FIREって、大金を稼いで早期リタイアすること?」と思われる方も多いかもしれません。

でも、私のFIREは少し違います。

私にとってのFIREは、「Retire(引退)」ではなく「Restart(再スタート)」。

経済的自立を通して、“もう一度自分らしく生き直す”という意味です。

今日は、経済的な成功と心の豊かさ、その両立について、私の実体験を交えてお話しします。

目次

経済的成功と本当の幸せの違いに気づくまで

サロンを始めたばかりの頃、私は「たくさん稼ぐこと」が成功だと思っていました。

お客様に喜んでもらうのはもちろん大切でしたが、心のどこかで「もっと収入を増やしたい」「早く自由になりたい」と焦っていた時期もあります。

けれど、年月を重ねるうちに気づきました。

お金があることで選択肢は増えるけれど、それだけでは“心の豊かさ”は得られない。

忙しさに追われ、疲れ果てた夜。

ふと、「私は本当にこれで幸せなんだろうか」と自分に問いかけることが増えました。

そんな時に出会ったのが、私の考え方を大きく変えた“漁師のエピソード”です。

漁師のエピソードが教えてくれたこと

あるビジネスマンが小さな港町で、釣りをしている漁師に出会います。

漁師は短い時間で魚を釣り終え、午後は家族や友人と過ごしていました。

ビジネスマンは言います。

「もっと長い時間働けば、会社を作ってお金を増やして、いつかたくさんの自由な時間を手に入れられますよ」

すると漁師は笑いながら答えます。

「私はもう今、家族と過ごし、好きなことをしながら暮らしています。何も変える必要はありませんよ。」

この話を初めて聞いたとき、私はハッとしました。

「幸せは“未来のどこか”にあるものではなく、いまこの瞬間にあるのかもしれない」と。

本当の幸せとは、自分のペースで生きること

私はそれ以来、働き方を少しずつ見直しました。

もちろん、経済的な安定は大切です。けれどそれ以上に、「自分の時間をどう使うか」のほうが重要だと感じるようになりました。

たとえば、趣味に没頭する時間、一人で静かに過ごす時間、自然の中でぼーっとする時間。

こうした時間を大切にすると、心が穏やかになり、結果的に仕事の質も上がるんです。

以前は「頑張らなきゃ」「もっとやらなきゃ」と自分を追い立てていましたが、

いまは「無理せず、整えながら続ける」というスタイルに変わりました。

この心の切り替えが、私のFIRE

つまり「Restart Early」につながりました。

Restart Early──無理せず、自分のペースで働くという選択

私にとってのFIREは、“逃げるように仕事を辞めること”ではなく、“心を整えて再スタートすること”。

それが、私の定義する「Restart Early」です。

自分の強みを活かしながら、心のゆとりを持って働き続ける。

好きな仕事を、無理せず長く続ける。

これこそ、真の意味での“自由”だと今は感じています。

たとえば、どんなに忙しくても週に一度は趣味や自然に触れる時間をつくるようにしています。

その数時間があるだけで、心が整い、翌日からまた笑顔でお客様と向き合える。

これが私のRestart Earlyの実践です。

お金よりも大切なこと──「強み」を活かして生きる

いま私が取り組んでいるのは、サロンオーナーや個人起業家の方々が、自分の“強み”を見つけて無理なく働けるようサポートすることです。

多くの方が、「もっと頑張らなきゃ」「集客しなきゃ」と焦っています。

でも、実は“強みを活かす”ことで、自然とお客様に選ばれるようになります。

強みを活かせば、仕事は「やらなきゃ」から「やりたい」に変わります。

その瞬間、心の余裕が生まれ、働くことそのものが楽しくなるんです。

まとめ:幸せとは「バランス」の中にある

FIREを達成して分かったのは、「お金」も「自由」も大切だけれど、

一番大切なのは 心のバランス だということ。

頑張りすぎず、怠けすぎず。

稼ぐことにとらわれず、でも価値を生み出すことをやめない。

それが、私にとってのRestart Earlyであり、

“本当の幸せ”の形です。

これからも、自分のペースで挑戦を続けていきたいと思います。

そして、あなたが自分のペースで生きるヒントになれば、こんなに嬉しいことはありません。

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