「腸活サプリ、何を選んでもピンとこない…」というあなたへ
こんにちは、日本腸セラピー協会の加藤です。
突然ですが、腸活サプリ、何種類試しました?
ヨーグルト系、乳酸菌、ビフィズス菌、酵素ドリンク、食物繊維、オリゴ糖……。
気がつけばキッチンに“腸にいい”サプリが大集合。
だけど肝心のお腹は、あんまり変わってない気がする。
なんてこと、ありませんか?
そんなあなたに、腸セラピストの現場から、腸活とサプリの実態をお届けします。
サプリだけで整うほど、腸は単純じゃない
まずはズバッとお伝えします。
どんなに良いサプリでも、腸の状態によっては「ほぼ無反応」なこともあります。
これは、実際に腸に触れて施術している私たちが日々感じている現実です。
ガスがたまってる、冷えてカチカチ、緊張で内臓が動いてない…。
そんなお腹にどんなに立派な成分を入れても、吸収どころじゃないのです。
例えるなら、カチコチの土にいくら栄養剤を撒いても、芽が出ないのと一緒。
腸活ブームが生んだ“飲めばOK”の誤解
腸活が身近になったのは素晴らしいこと。
でも一方で、「サプリを飲む=腸が整う」と思い込んでしまっている方も増えています。
そのせいで、「効かない」とがっかりしたり、「私には向いてないのかも」と諦めたり。
でも、ちょっと待ってください!!
それ、サプリが悪いんじゃなくて、お腹の“受け入れ準備”ができていないだけかもしれません。
腸活の主役は、あなた自身の“お腹”です
サプリはあくまで“補助”
本来の主役は、あなたの体がもともと持っている「整う力」です。
・お腹を温める
・姿勢を整える
・呼吸を深くする
・ストレスを手放す
これらの“地味だけど効く”基本ケアを土台にしてこそ、サプリが生きてきます。
実際、いらしたこんな方。
ある40代の女性。乳酸菌をはじめとした腸活サプリを3種類も続けたけれど、便秘もガスも改善せず。
体験施術に来ていただいたら、お腹が冷えて硬くて、呼吸も浅め。
丁寧に腸をほぐし、自宅での呼吸ケアを伝えたところ…
「サプリの効果、こんなに変わるんですね。前は“なんとなくいいかも”程度だったのが、明らかにお腹が動いてる感じがします」
そう嬉しいご報告をいただきました。
じゃあ、サプリは意味ないの?
いいえ、そんなことはありません。
体が整ってきたとき、腸活サプリは頼もしい“追い風”になります。
風が吹いてる時に帆を張るからこそ、前に進めるのです。
選び方のコツは3つだけ。
- 今の体調に合っているか?(便秘/下痢/冷え性…目的別)
- 最低でも2週間は続けてみる(腸は変化に時間がかかります)
- 便通だけでなく、肌・睡眠・気分にも注目する(腸の変化は多方面に出ます)
最後に──整える力は、もうあなたの中にある
腸活って、本当はもっとシンプルでいいんです。
・寝る前5分、お腹をやさしく手で包む
・湯船に浸かって、深呼吸してみる
・今日1日がんばった自分に「ありがとう」と言ってあげる
こういう“ちょっとしたこと”が、実は一番効くんじゃないかと私は思っています。
腸が元気になれば、気分も整い、肌も変わり、体が軽くなります。
サプリは、そんなあなたの“よき相棒”として迎えればいいのです。