こんにちは。日本腸セラピー協会代表の加藤です。
「本当にSNSや広告なしで、12年間も集客を続けられたんですか?」
そんな質問をよくいただきます。
答えは「はい」。
Instagramのアカウントはありますが、更新はほとんどしていません。広告費をかけたことも一度もありません。
それでも、ありがたいことに予約は常に満員の状態が続いています。
「今どきSNSでしょ」「ホームページなんてもう古い」
そんなふうに感じる方もいるかもしれません。
でも私は、SNSの時代だからこそ、ホームページの価値が上がっていると感じています。
ホームページを“作る”ではなく“育てる”時代
私が12年間、安定してサロン運営を続けられた理由はとてもシンプルです。
ホームページをしっかり作り込み、育ててきたから。
SNSや広告を見たお客様が、最終的に必ず訪れるのがホームページです。
そこで「信頼できる」「ここに行ってみたい」と思ってもらえるかどうかが、集客の分かれ道になります。
実際、多くのサロンを見てきて感じるのは、集客に苦戦しているサロンほど、ホームページが整っていないということ。
せっかく興味を持っても、内容が薄かったり古かったりすると、お客様の気持ちはすぐに離れてしまいます。
私はこれを「ホームページ落ち」と呼んでいます。
ホームページを「作っただけ」で終わらせない
ホームページの目的は「作ること」ではなく、「集客すること」です。
多くの人がここでつまずきます。
「とりあえず作った」「業者に任せたまま放置している」
これではホームページが“働いてくれない”のです。
私がサポートしているセラピストの中にも、数年更新していないホームページをそのままにしている方が多くいます。
ですが、ホームページは公開してからがスタート。
更新や改善を重ねていくことで、検索にも強くなり、理想のお客様が自然に集まるようになります。
SNSや広告だけでは限界がある
ホットペッパーやInstagramを使っていても、「理想のお客様が来ない」「集客が安定しない」と悩む方が少なくありません。
その多くは、「伝え方が整っていない」ことが原因です。
SNSはあくまで“入口”です。
そこから次に訪れるホームページで、しっかり信頼を築けるかどうかが鍵になります。
ホームページを“育てる”という考え方
「育てる」とは、お客様が安心して予約できるよう、少しずつ改善を続けていくことです。
たとえば、
- 施術内容や料金をわかりやすくする
- サロンの雰囲気を写真で伝える
- スマホでも見やすくする
- 予約方法をシンプルにする
こうした小さな改善の積み重ねが、確実に集客力を高めていきます。
私自身も最初は、ホームページを“作って終わり”だと思っていました。
でも、定期的に見直すようにしてから、理想のお客様が自然と集まるようになりました。
自分の言葉で伝えることが信頼になる
「パソコンが苦手で」「業者に頼むと高くて…」という声もよく聞きます。
私も最初はWordとExcelがやっとのレベルでした。
ですが、集客できるホームページは“完璧なデザイン”ではなく、“伝わる言葉”でできています。
自分の想いや考えを、できる範囲で自分の言葉で書く。
その積み重ねが、お客様との信頼を育てる一番の近道です。
まとめ:ホームページは、あなたの想いを届ける場所
SNSや広告に頼らずにサロンを続けてこられたのは、ホームページを「お店の顔」として丁寧に育ててきたから。
ホームページは、あなたの想いや魅力を伝え、理想のお客様と出会うための大切な場所です。
もし今、「作ったまま放置している」「何から直せばいいかわからない」と感じているなら、まずはトップページだけでも見直してみてください。
小さな一歩の積み重ねが、“長く選ばれるサロン”をつくる第一歩になります。