こんにちは、日本腸セラピー協会代表の加藤です。
新年度のはじまり、春の光があたたかく感じられる4月。
入園や入学、引越しや職場の変化など、大きな節目を迎えた方も多いのではないでしょうか。
心が前を向いて「よし、がんばろう」と思う反面、
「なんだかお腹が重い」
「夜は眠れるのに疲れが取れない」
「感情の波が大きい気がする」
サロンではそんな声を、この季節になるとよく耳にします。
実は春は、体も心も“揺れやすい”時期。
東洋医学では、春は「肝(かん)」のエネルギーが高まり、気の流れや感情のバランスに深く関わると考えられています。
今回は、春の変化にゆらぎやすい体と心をやさしく整えるための「4つの養生」の視点から、4月の過ごし方をご紹介します。
ちなみに「養生って何?」と思った方は、こちらの記事でわかりやすく解説していますので、あわせてご覧くださいね。
→ 養生とは?4つの基本ケアの考え方
4月に起こりやすい体と心の不調
体の不調
・ガスがたまりやすい
・食欲にムラがある
・肌荒れや吹き出物が気になる
・首や肩のこわばりが強くなる
・眠りが浅くて疲れが取れにくい
心の不調
・緊張感がぬけない
・イライラしやすい
・不安が大きくなる
・焦ってしまい、気が休まらない
・気分の上下が激しくなる
東洋医学から見た4月とお腹のつながり
春は「木」のエネルギーが高まる季節。芽吹きや変化の力が自然界にも満ちてきます。
このとき活発になる「肝(かん)」は、血の貯蔵や気の流れの調整を担うだけでなく、感情のバランスにも関係しています。
そのため春は、「気の巡り」が滞ることで
・便秘
・お腹の張り
・食欲の不安定さ
といった腸の不調が起きやすくなります。
今月のお腹の養生ポイント(4つの養生)
食養生:春は「酸味と香り」と「緑黄色野菜」で軽やかに
気の流れを整え、肝をサポートする酸味や香りのある食材、そして春の緑黄色野菜を日々の食卓に。
・梅干しや柑橘類(気の巡りを整える)
・菜の花、春キャベツ、たけのこ(春のデトックス)
・ミントやしそなど香りの薬味(心もリフレッシュ)
食べるときは、ひと口ずつよく噛んで、ゆっくり取り入れてみてください。
動養生:心地よさを基準に動くことを大切に
・朝の陽ざしを浴びながら、ゆったりとした散歩
・胸を開くストレッチで呼吸を深く
・がんばりすぎず「ちょうどいい運動量」を意識
この時期は、あえて“力まない動き”を心がけることで、体もお腹もやさしく整っていきます。
休養生:予定の“余白”が心とお腹を整える
・湯船にしっかり浸かり、無意識のこわばりをゆるめる
・「何もしない時間」を予定に入れておく
・夜はスマホやテレビから少し離れて、静かな時間を過ごす
春の始まりは、知らず知らずのうちに気を張りやすいもの。だからこそ、ゆるめる意識が大切です。
心養生:ゆらぐ心にやさしく寄り添う
・「緊張してるな」と気づいたら、深呼吸をひとつ
・ハーブティーや香りのアイテムで、気分を切り替える
・本音を話せる相手と、ちょっとした会話をしてみる
春は感情がゆれやすい季節。完璧を求めず、「それも春のせい」と受け止めてみてください。
腸セラピストからのひとこと
4月になると、当サロンでは「お腹が硬くて苦しい」「呼吸が浅い気がする」「なんだかイライラする」とご相談に来られる方がぐっと増えます。
日常生活にストレスを感じていないつもりでも、環境の変化に体と心がついていけず、無意識の緊張が続いている方が多いのです。
そんなときこそ、腸セラピーでお腹をやさしくほぐすと、
「なんだか、ほっとしました」
「お腹がゆるんだら気持ちまで軽くなりました」
というお声をいただきます。
腸は感情の貯蔵庫。春は、自分の“がんばりすぎ”に気づいて、やさしくケアしてあげてくださいね。
まとめ:春のゆらぎを、やさしく受け入れる
4月は、自然と一緒に心と体も動き出す時期。
そのぶん、気づかぬうちに疲れやすく、緊張もしやすい。
「春だから、ゆらぐ」
「春だから、休んでいい」
そんな風に、自分にやさしい選択をしていきましょう。
さらに読みたい方はこちら
季節ごとの養生ブログも更新中です。