むくみに悩むあなたへ
こんにちは。日本腸セラピー協会代表の加藤です。
「朝起きたら顔がむくんでいる」
「夕方になると足がパンパン」
「最近、指輪が抜けにくい」
そんなむくみのお悩み、特に30〜50代の女性にはとても多いご相談のひとつです。
でも、「体質だから仕方ない」と諦めていませんか?
実はむくみは、食生活の小さな工夫と、腸を整える習慣でグッとラクになる可能性があります。
今回はその中でも、“カリウム”に注目したむくみケアをテーマにお届けします。
なぜ、むくみが起こるの?
私たちの体は、塩分(ナトリウム)を摂りすぎると、体内に水分をため込もうとします。
これが「むくみ」の正体のひとつ。
また、腸が不調だったり、冷えがあったり、ホルモンバランスの変化などでも水分代謝がうまくいかず、むくみやすくなります。
「夕方に靴がきつく感じる」「顔がぼんやり腫れぼったい」なども、
こうした水分バランスの乱れによるサインかもしれません。
カリウムは“ナトリウム”とバランスをとってくれるミネラル
ここで注目したいのが「カリウム」というミネラル。
カリウムには、
- 余分な塩分(ナトリウム)を体の外に出す
- 細胞内外の水分バランスを整える
という働きがあります。
つまり、むくみが気になる人ほど、意識して摂りたい栄養素なんです。
むくみ対策におすすめの「カリウムが豊富な食材」
以下の食材を、日々の食事にバランスよく取り入れてみてください。
- バナナ、アボカド
- 小松菜、ほうれん草、春菊
- さつまいも、里芋、じゃがいも
- 納豆、枝豆、豆腐
- ひじき、わかめ、昆布などの海藻類
カリウムは水に溶けやすいため、蒸す・煮るといった調理法がおすすめです。
味噌汁やスープにすると、汁ごと栄養がとれるので◎。
※私の個人的なおすすめは、野菜たっぷりのお味噌汁は最強フード。
むくみが気になる日の過ごし方3選
1. 朝のバナナと味噌汁
カリウムと発酵食品を同時に摂れる、朝の黄金コンビ。
2. 夜は塩分控えめ+温かい汁物を
むくみがひどい日は、夕食の塩分を控えめにし、具だくさんの味噌汁で体を内側から温めましょう。
3. 湯船につかって汗をかく
汗をかくことでナトリウムが排出され、むくみ対策にも。
入浴後に白湯を1杯飲むのもおすすめです。
腸を整えると、むくみもラクになる?
腸には水分の吸収・排出に関わる働きがあります。
腸の動きが鈍っていると、水分がうまく排出されず、体に「余分な水」がたまりやすくなるのです。
腸セラピーを受けた方からは、
「夕方の足の重だるさがラクになった」
「顔のむくみがスッと引いて、化粧ノリが変わった」
「便通が整って、むくみにくくなった」
というお声も多く届いています。
まとめ|食事+腸ケアでめぐりのいい体に
むくみは、「体の中に不要なものがとどまっている」サインのひとつです。
水分だけでなく、ストレスや疲れ、冷え、腸の不調なども関係しています。
まずは今日の食事から、“カリウム”を少し意識してみてください。
そして、腸の声にも耳を傾けてみてください。
めぐりがよくなると、体も心も軽くなります。