100点を手放してこそ理想の未来は近づく

認定セラピストBlog

こんにちは。東京でふんわり腸セラピーサロンDie Natur.を営む小椎尾千佳(こじおちか)です。

当サロンに来られる8割のお客さまには、便秘、下痢、お腹のハリなどの不調を抱えていらっしゃいます。 お通じ不調のきっかけは、みなさまそれぞれ。

ですが、真面目な人がものすごく多い印象です。

真面目なあまりに、

・100点をめざしてしまうあまり、正解不正解をはっきりつけたくなる

・SNSなどのマル、バツのわかりやすい情報を信じ込んでしまう

・自分がその通りにならず、自分に対してもバツをつけてしまう


そんな感じです。 お通じ不調でつらい!そう感じて、こちらの記事を読んでくださっている方はきっと心当たりがあるのではないでしょうか?

正解のお通じになれなくてつらい

以前、当サロンに来られたお客さまから、 「 毎日トイレの中で不正解を出し続けている自分に、嫌気がさしている 」 そう言われたことがありました。

便秘で悩み続け、ご自身でもたくさん勉強されていらっしゃる方でした。

聞けば、正しいお通じの形を学び、理想便かどうかいつもトイレの後確認しているのだそう。

その話を聞いて、私は過去の自分を思い出しました。会社から帰ると、いつもトイレに篭る生活。 お通じをみて、これが私の負の元凶だ! と思い、悶々としていました。

なにかわるいことをしたのかと悩み、自分にバツをつける生活。

お通じは通知表ではなくラブレター

お通じは通知表だという言い方をされるセラピストさんもいらっしゃいますが、私はその表現があまり好きではありません。

少し気持ちの悪い表現かもしれませんが、身体が、自分のことを1番に考えたラブレターなのです。

なにか、心、身体、頭にズレが生じてしまった時、お腹がご自身が気づくよりも先に 「 大丈夫?休んでねっ 」 と、いち早く教えてくれます。

そこから、ショックを受けるよりも、 頑張った自分を労ってあげることを考えればいいのです。

私自身、お通じが週に1回もでない日が、ザラにあるような便秘もちから、腸セラピーをきっかけに、現在では、お通じが1日に2回出る日もあるくらいに変化を感じてきました。

ですが、今思い返せば、その背景には、100点を手放すことがあったように思います。

浜辺の波のように、音量のボリュームのように、 過程の自分がいることに気づいて解放されたからこそ、心と身体が変化したのです。

100点を手放したことによる変化

先ほど例に挙げさせていただいたお客さまにも、どんな自分でもマルをつけることと、少しずつできてきたことに目を向けるようにして頂きました。

すると、

・週に一回だけだったお通じが、週に3、4回はでるようになった

・毎日とはいかなくても、残便感が消えてすっきりドバッと出る日を感じる日もある

・眠れないのが悩みだったのに、しっかり寝れている感覚がある

・すぐに疲れてしまい体を動かすのが億劫だったのに、身軽に動けるようになった など、変化がだんだん表れていったのです。

人間らしく成長すればいいんです

最近はSNSで、これは正解!これは不正解!そんなわかりやすい情報が好まれるけれど、 人間はそんなロボットのようにはいかないのです。

30点の日もあれば、60点、100点に近い日もある。

私は他にもこれまで様々なお客さまに寄り添っていきましたが、最初から最後まで一直線、右肩上がりに身体の変化が出た方は極小数。

少し良い変化が出て、停滞して、さらに変化が出る そしていつのまにか、当初抱いていたお悩みが解消されているという方が圧倒的に多いです。

どんな自分も受け入れることができてこそ、身体は解放され変わっていくのです。

変化を出すことも、もちろん大事ですが、でも、その前に、 今の自分も愛せること素敵な未来までの過程も、リラックスしながら気持ちよく向き合えること を大切にしながら、お客さまに寄り添っていきたいと思っています。

ふんわり腸セラピーサロン「Die Natur」オーナー/ズボラ腸セラピスト/三日坊主でズボラなオーナー自身が週に1度の重度の便秘が快適お通じに大変身/ズボラな女性でも続く「ゆるい腸活」が人気の秘訣/予約2ヶ月待ち&口コミで広がる隠れ家サロン/忙しい女性の身体と心の不調を解消/一児のママ。 >>>詳しくはこちら

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